1.シュノーケリングを始めたきっかけ

 初めてシュノーケリングを体験したのは、新婚旅行でタヒチのボラボラ島に行ったときのことです。
新婚旅行なので自分に最も縁の無い、この機会を逃せば一生行くことがなさそうな
南のリゾート選んだんです。
(当時だれもが
ダイジロウはスキーに行くと信じていました。)

宿泊先のホテルの無料貸し出しのシュノーケリング3セットを借りてシュノーケリング三昧の日々を
すごしたのですが、これがあまりにも楽しかった。
水上コテージからエントリーしたり、ホテルのシュノーケルツアーに参加したり、
リゾート内のラグーンで楽しんだり、お魚と海で戯れる毎日を過ごしました。
もちろん、体験ダイビングも参加し、とても面白かったのですが、いつでも出来る、
シュノーケリングの自由度にはかないません。

 それ以来、南の島に行きたいとの思いに火がつき、どうせ行くならシュノーケリングをメインに、
またどうせやるなら上達した上で、と思ったわけです。

さらに、運動不足解消に妻がスポーツクラブに行き始めたのですが、そこでシュノーケルの講座を
開いていたことが判り、
ダイジロウもこれに参加することにしました。

※タヒチの旅行シーンはページTOPからご覧ください。

     

Borabora島の水上コテージ          小型飛行機からホテル(水上コテージを望む)

 

上の写真はホテル ル・メリディアン・ボラボラです。

ちなみに次はモルディブを狙っています・・・


 

2.このコンテンツ作成の動機

 シュノーケリングを学び始めて気がついたのですが、ダイビングと異なりシュノーケリングの
練習方法に関する情報は、本や、
webでもかなり少なく感じました。

掲示板などの書き込みでは、どれがどの程度確かな情報なのか良くわかりませんし、
素人には敷居が高い印象でした。

 そこで、あくまで1素人ですが、インストラクターから得た情報と、
素人ならではの視点を加えた情報をまとめ、
それを見ていただくことでシュノーケリングの楽しさと奥深さを知っていただきたいと思ったのです。


※なお、その後いろいろ試した結果、
「シュノーケル コツ」で検索して良さそうなページがいくつか見つかりましたが、
 リンク確認などが完了しておりませんのでまだリンクは載せません。(すみません)


 

3.トレーニングについて 

シュノーケリングについては、ダイビングほどではないにせよ安全確保が大きな課題となりますので、
できればプロの指導を受けたいものです。

道具やテクニックについても人によって意見は様々ですが、アマチュアの方の経験からの知識では
個人の感覚に差があるので、偏った情報になっているかもしれません。
(ここもそうでないとは言い切れませんし。)

 私の場合は、最寄のスポーツクラブに講座が年中開かれているので、
それに参加をすることとしました。
夏の間は、シュノーケリングに加え、スキンダイビングの講座も実施されています。

※シュノーケリングは基本技術と主に水面での活動技術とジャックナイフの基礎の講習で、
 スキンダイビングは水中での活動技術の講習のようです。

ちなみに私が入ったのはこちら。

NASスポーツクラブ

http://www.nas-club.co.jp/

こちらでは、週3回のシュノーケリングレッスンと、夏場は週2回のスキンダイビングレッスンがあり、
道具も無料で借りれます。

(クラブの場所によっては、シュノーケリングのコースが無いところもあるかもしれません。)

 ※クラブの回し者ではありません・・・(^_^;)

 


4.用具について

 シュノーケルの用具はご存知のとおり、マスク、シュノーケル、フィンが

3点セットとなります。

このなかで最も重要と思われるのがマスクです。

良い悪い、高い安いよりも、自分の顔に合っているかが問題です。

タヒチで初めて借りたときは、マスクが顔にあっていないようで、マスクの中に水がすぐに入ってしまい、
鼻から水が入って水を飲みまくると言う、つらい思いをしました。
もちろん、合っていない場合は別のマスクに変えてもらえるのですが、何とか使えるものに当たるまで、
3回もチェンジをしました。 

特に外国製品は日本人と顔の形が異なるために合わない可能性があります。

国産品でもシュノーケル3点セットが安く入手可能ですので、外国に出かける方は、
あらかじめ入手したほうが良いのではないでしょうか。
(4,5千円くらいからあるようです。)

探した中で用具に関するお勧めのHPはこちら
http://www.snorkel.jp/index.html

キッズ用品や、基本スキルについての解説もあるので便利です。

※もちろん、業者の回し者ではありません。(^_^;)

 

ちなみに、私が使用しているのは、

GULL:http://www.gull-msc.co.jp/ という国内メーカーの品です。

ただし、ダイバー向けの本格的なもので、3点セットではないので、結構お高いです。
長く使う方やスクールで使う方向けだと思います。

マスク:マンティス
シュノーケル:カナールドライSP
フィン:スクールでは借りています

      ( TSUMAはAQAの「ドルフィンカラー」を入手)      

 

@マスク

 マスクはスクールの先生お勧めのもので、まさにスタンダードなもののようです。
(まさにキングオブマスク:メーカー談)
これに、マスクバンドカバーをつけたので、脱着がスムーズになりました。
また、レンズも曇り止めレンズに変更してあります。

女性用にはマンティスミニというラインアップもあるのですが、スクールでは
女性にもマンティスのほうを視界の広さ観点から勧めているようです。

(したがって、妻もマンティスを使用しています。頭は小さいですが問題は無いようです。)

 

 水色の布がマスクバンドカバー    保管時にレンズをカバーすることもできます

 

Aシュノーケル

 水面で浮かんでいるだけならば、それほど機能にこだわる必要は無いかもしれません。

しかし、水底に魚が見えると、どうしても水中にもぐりたくなってくるものです。
その場合、シュノーケルに入った水を排除してから呼吸を行うシュノーケルクリアという
テクニックが必要なのですが、その際にシュノーケルに排水弁がついているものですと
かなり容易にクリアすることが出来ると言われています。
また、シュノーケル先端についている透明なチップは、しぶきなどが進入するのを
防止するのと、クリア時の水が戻らないように後方に排出するガイドになっています。

なお、先端のチップは視認性を高めるためのオレンジ色のタイプが交換可能なものとしてついてきました。

水中にもぐりたい方、スクールでトレーニングする方にはお勧めです。

(左に突き出た部分が排水弁)

 

2007.5.13 UP
Bフィン

 大きく分けて、足に直接履くフルフット、靴を履いて足先にベルトで装着するストラップタイプ
2種類があります。

・フルフットフィン
 下の写真のように足がすっぽり入るタイプのフィンです。足の延長として使えるので、細かい動きや早い動き
 のときに使いやすいです。足への負担が少なく、特定の部位が痛くなりにくい感じです。
 フィンがしなることで大きな推進力を得ますので、写真のようなラバー製がお奨めです。

 一方、安いプラスティックのフィンはしならないので使用感が悪るそうですが、とにかく軽いのが利点。

 サイズがぴったり合わない方は、シュノーケリングソックス(厚みが何種類かある)でフィットさせたり、
 さらに、フィンサポートと呼ばれるベルトを上から装着するのも良いようです。

←「AQA ドルフィンカラー」 他にはGULLのミューなどもお奨め。

 なお、フルフットの欠点は、水辺まで岩場などを移動するのには適しません。ビーチや水コテからそのまま
 エントリーできるなら大丈夫でしょう。

・ストラップフィン
 マリンシューズ、シュノーケリングシューズと呼ばれるシューズを履いて、そのうえでフィンにストラップで
 固定します。
 ストラップでサイズ調節が可能なので、サイズを選ばない利点があります。(その代わりシューズのサイズを選ぶ)
 また、フィンを外せば海用の靴ですので、岩場やその他足場が悪いところの移動は良好です。

 欠点は、足の甲の部分に負担がかかりやすいことと、、早い動きには適さないことです。
 しかし、海ではゆったりとしたフィンワークが基本なので、ゆったりとした動きを心がければ甲への負担も
 大きな支障とならないでしょう。

  なお、フィンとマリンシューズは同じメーカーの物でそろえるか、実際に組み合わせて大丈夫なことを
 確認したほうが良さそうです。
 なぜなら、ポケットの形や深さがメーカーごとに異なるからです。
 GULLは深めのポケットなのでブーツタイプのマリンシューズですし、
 GULのシュノーケリング用ブランドのAQAのフィンは浅めのポケットなのでシューズタイプの
 ものがそれぞれ組み合わせ用に用意されています。

 また、フィンのサイズは、シュノーケリング用は小さめ、ダイビング用は大き目のものが良く使用されているようです。
 あと、筋力によっても適当な大きさは変わってくるようで、筋力がある人は大きめのもの、筋力が少ない人は
 小さめのものが好まれるようです。

 大きいサイズほどゆっくりと動かすのが適しているようですが、いずれにしても、フィンはゆっくりを心がけましょう。

Cデジカメ

 練習には不要ですが、旅行先では是非ほしいもの。
水中撮影用のデジカメ+水中プロテクタの解説記事はこちらからどうぞ。

   

2007.5.13UP

Dラッシュガード 

 日焼けの防止や、サンゴや岩との接触による傷防止のために、ラッシュガードを着用するのが良いとの
 アドバイスを多数頂いたので、ラッシュガードを入手しました。
 なお、案外ふくらはぎが焼けるという話を良く聞きましたので、上下で探しました。

 

 私は寒がりなので、こちらAQAのラッシュトップ&ボトムを購入。
 紺色の部分に1mm厚のゴムが入っていて、通常のラッシュガードより保温性を高めたものになってます。

 とはいえ、日本の初夏にはこれでは力不足で、ウェットを借りるつもりです。
 あくまで真夏や南の島用ということです。
 
 一応、スポーツクラブのプールでも防寒水着として着ましたが、暖かくて重宝しました。(プールでは上のみ着用)
 夏の海が楽しみです。

Eグローブ

 ラッシュガードを購入したお店で、グローブについて相談したところ、手がふやけた状態は大変怪我をしやすいので、
 グローブは必須と思ってください、とのこと。もちろん、最悪は軍手でも良いと言ってました。
 というわけで、夏用のグローブを購入。

 試した中で一番良く手になじんだので、あえてTUSAを選びました。
 甲の部分がメッシュになってます。夏以外も潜る方は普通の3シーズン用がお奨めです。

F小物入れ

 旅行先では、どうしても持っていたい小物や小銭などがあるかもしれないということで、
 防水の小物入れを購入。
 首にかけてラッシュガードの中に入れてしまえば、邪魔にならないし、紛失の危険は少ないでしょう。


というわけで、以上大体必要な道具類は揃いました。
今後も何か有用なものがありましたら、こちらにUPしていきたいと思います。
(今現在、フィンのみペンディング)