みちくさ庵とは・・・

一.工業製品(既製品)を使わない
二.植物採集は歩いて行く
三.電動機械を使わない

というものづくりをめざしています
「土から生まれた」モノが「土に還る」
のが理想です

作品はすべて材料を採ることからはじめ、
既製のものを使っていません

自分の生活で使うものもなるべく自分で材料から作りたい
一生の目標です

みちくさ問答
問「誰に教わったの?」
答「先生は“草木”です。」
問「一つ作るのにどれくらい時間がかかるの?」
答「草を刈り、乾燥し、1シーズンは寝かせて置くようにします。植物の種類や製品によってかかる時はまちまちですが、編んだり織ったりという加工は最後のほんのちょっとです。材料を加工に適した状態に整えたり保存したりするのには何ヶ月かかかります。または、大地が草をはぐくんだ時間も考えると、48億年かかっているともいえるかも知れません。」
問「草の製品はどれくらい持つの?」
答「お手入れしてあげればいくらでも持ちます。湿気の多い場所に置きっぱなしにせず、乾燥したお天気のよい日には虫干ししましょう。しかし、草全体や葉っぱを使ったものに比べて、草皮や樹皮を使ったものの方が摩擦、カビ、日光に強い傾向はあります。」
問「竹皮の箱は、糊で接着しているのですか?お手入れ方法は?」
答「糊は一切使用していません。湿気を吸うと皮同士が放れて来ることがありますが、ぬれ布巾などで湿らせてからクリップなどで固定して天日干ししてあげれば元に戻ります。また、汚れがついた場合は、水で洗わず布巾などで拭き取って、完全に乾かしてください。食品を入れる場合は使う直前にさっと火であぶってあげると安心です。」
問「草には虫がつくんじゃないの?」
答「当然です。消毒や化学的加工は一切施していませんから。自然素材と付き合っていくには、虫干したり磨いたり、普段のお手入れが欠かせません。自然素材は、お手入れしてあげればどんどん良くなっていきます。出来上がった時がピークで後は劣化していくだけの工業製品との大きな違いです。」
問「草で布ができますか?」
答「もちろんです。できるどころか、古来より日本では草で布を作ってきました。大麻、カラムシ、葛などの繊維が考古遺跡から出ています。ただ、衣服として着用できるほどしなやかな繊維を持つ草は限られています。詳しくは日本の原始布ページをご覧ください。


山本あまよかしむ(みちくさ庵主宰)

1970年 東京都千代田区生まれ
1990年 より染織を学び始め、立体造形作品を作り始める
1999年 ブルガリアで植物染めを始めてから植物の魅力に目覚める
2003年 原始布を学ぶ
2004年 藁細工に出会う
現在   草を材料に、おめん、人形、生活用品を作り、講習会を開くなど活動中



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