友よ(2001.2.26)



【 友と語り、友と歌う・・・・・ 】

先日、長崎県は島原市で中学時代の小さな同窓会があり、参加した。
小さなというのは、旧中学3年7組の有志が、ごく近くにいるごく親しい仲間に
声をかけて集まるというイメージである。

20人以上の友が集まった。
懐かしい顔ぶればかりである。
懐かしさとともに、残念な話題も聞こえる。
O君が最近、亡くなった。F君も亡くなった。

我々は、もう少しで50の声を聞くが、まだまだ働き盛りではないか。
何故、そう早く逝ってしまうのか!と、心で叫びながら、司会者であるU君の、
「今日は、逝ってしまったやつらの分も楽しくやろう。やつらもとても楽しみにしていた同窓会だから」
という挨拶に、少し私も元気が出た。

つまみに、唐揚げ一切れ食っただけで、後は猛烈に語り、猛烈に飲んだ。
二次会も、出席者の女性が経営するお店で、楽しく歌った。楽しく飲んだ。

その晩は、島原市内の姉の家に泊めてもらうよう予約済みであり、
夜遅く、その姉の家に着き、蒲団に転がり込むようにして寝た。

翌朝、猛烈な二日酔いと同時に、
「次は、花見やぞー」という友の声が、がんがんする頭の中でこだました。


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