4時間の旅(流星号)(2007.1.8)


 流星号・・・息子の原付バイクに付けた名前である。
今日は予定がないので、流星号にまたがり、その辺をドライブしてみた。

熊本県下益城郡美里町の、日本一の石段、3333段方面へ行ってみた。


【 3333段の出発点は、標高240mかあ! 左に見える石段が、1段目だよ 】


【 出発点から、上を見る。 「日本一の石段」の石碑が見える。 見えてるだけで、100段くらいか 】

今日は、石段のぼりに来たわけではないので、流星号でさらに上へと走ってみた。


【 石段脇の道を、1Kmほどバイクで上ると、「釈迦院川キャンプ場」の案内があった。 】

さらに、キャンプ場の方へ行くと、「釈迦院川キャンプ場は、しばらく閉鎖します」との看板があった。
冬だからであろう。
いい雰囲気のバンガローが数戸建っていました。
夏の季節に来ると、いいだろうな、涼しいだろうな。静かで。
キャンプ場を通り越し、さらに上へ走った。


【 山の上のほうへ走っていくと、山はドンドン深くなっていく。 九州山地である。 】


【 山あり、谷あり、さらに山は深くなっていく・・・・・ 】


【 途中、オシッコ休憩。 写真は、わが流星号・・・息子のバイクであります。 】

大自然の中で、小用をたし、流星号に乗ってさらに上へ上へと走ってみました。


【 山道は、上へ、上へ、上へと、九十九折の道が続くのです。山の上には、うっすらと残雪が見えます 】


【 林道を登って、登って・・・・とうとう、舗装が途切れ、この先で行き止まりです。 
人っ子ひとり通りません。静かな山道です。 】


【 帰り道、かなり山の上の方に、建設中の小屋がありました。当然、電気も水道もないようです 】

この小屋、夏は涼しいだろうな。
窓ガラスには、「ガラス注意」という紙切れが貼ってありました。
まだ、建設途中なのでありましょう。

それにしても、寒い中、山道をどんどんのぼって走りました。
季節柄、手袋をしていても、手がかじかんでくるくらい寒い。
でも、シーンと冷え切ってて、静かで、そこ、ここに山の精がいるようでロマンチックでもあります。

帰り道、山の中腹で突然、孔雀のような尾の長い鳥が、私の目の前を横切りました。
まるで、手塚治虫先生の作品に出てくる「火の鳥」のようでした。
いや、山の妖精だったかもしれません。
山の妖精だとしたら、こいつあぁ、春から、縁起がいいや!

帰り道の国道沿いにある、アグリパーク豊野の市場に寄りました。


【 アグリパーク豊野(仮店舗)、現在、すぐ横に新市場を新築中。 正月あとのためか、人は少なかった 】

アグリパーク豊野で、干し柿と、椎茸と、藁に入った納豆を買いました。

家まで往復、4時間くらいかかったかな。ゆっくり行ったから。
家へ着いたら、身体の芯まで冷えこけていました。
しかし、寒いながらも楽しい、冬の小っちゃな旅でした。
バイクは寒いけど、小回りが利いて便利ですなあ。

さて、風呂につかり、買ってきた納豆と、椎茸はオデンに入れ、熱燗でキューーッと一杯いくか!
明日から、本格的な仕事始めだーー。


 へ      へ        「旅」メニューへ       「エッセイ」メニューへ   ホームに戻る。