やつしろ花火大会(2004.10.16)


2004年10月16日(土) 午後6時開始。
熊本県は、八代市、球磨川の河川敷で、八代花火大会が開催された。
正確には、北は秋田県から南は鹿児島県まで、30業者が参加する、
「第17回やつしろ全国花火競技大会」である。

車でいくと、大渋滞で、なかなか会場までたどりつけないというので、
海から徳成丸で、いくことになった。
ゆっくり、船で球磨川をのぼり、なるべく会場近くで見ようという計画だ。
しかも、船上でバーベキューをしながら・・・・


【このように綺麗に撮れるのだろうが・・・】  

私の携帯のカメラでは↓

【なんじゃコリャー!である】

とにもかくにも、昼間は倉岳近くの海で、ゆっくりと釣りを楽しみ、
夕方になり、天草側から八代まで八代海を横断した。

夕方、早めに球磨川河口に到着し、ここはいい!という場所にアンカを降ろした。
そして、船上バーベキューの準備を始めた。


【バーベキュー鉄板に並んだ、その日の釣果・・・シログチのブツ切りと、小鯛・・・】

釣りたての新鮮な魚の塩焼きは、冷えたビールに合って、とてもうまかった。
その後、肉、野菜など・・・これもうまかった。


【八代の海に沈みゆく夕日を眺め、バーベキューと、ビール・・・・・海の男たちである】

午後6時をまわったところで、第一発目の花火があがった。
”どーーーん”という音を残し・・・・

確かに、花火は綺麗であった。
「海の上から、花火を見てやろうという、しゃれた事を考える人は他にいないのだろうか・・・」
まわりを見渡しても、そのような船は1隻もいない。
「みんな、夢ん無かねーー。海の男のロマンの分かるやつはおらんとやろうかねーー」
などと、私は焼酎を飲みながら言ってみた。

『そがん物好きなモンのおるもんねーー』 と、同行者の、Gさんだったか、UMさんだったか。

あとで分かったのだが、球磨川河口と思ってアンカを打った場所は、
フェリー乗り場があるだけの、ただの湾であり、花火大会がある球磨川の河川敷とは、
遠く離れていたのである。
どおりで、まわりに誰もいないはずだ。
全く、ドジな話しである。
花火だけは、小さくではあったが、よく見えたさ。

その夜は、船上一泊。
翌朝、午前中まで釣りを楽しんだが、ほとんど坊主!
「まあ、今回は花火が見えたし、よしとしましょう!」 とは、Gさんと、UMさんの慰めだったさ。
来年も来ようっと!


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