偉い人(2001.7.22)


 何が嫌いかと言って、私は、偉い人と話しをするのが最も嫌いである。
ここでいう偉い人とは、人間的に偉い人ではなく、○○○長とか、
ただ単にこの「長」がついているだけの人間である。

全くの勘違いをしている輩が多い。
どのような経緯でその「長」になったかは問わないことにしよう。
最も困るのは、勤務時間外の居酒屋で、後から入ってくるや否や、
「おまえら、こんなところで何やってんだ、早く帰って仕事しろ・・・」という類の
暴言を放って、当方がせっかく気持ち良く週末のひとときを楽しんで
いるのに、そのかけがえのない雰囲気を台無しにしてしまうのである。

そもそも・・・・・
いろいろ書きたいこともあるが、もうこれ以上の忠告はすまい。

ただひとつ、そういう輩に進言したい。
「桃李ものいはざれど下、おのずからこみちを成す」
という漢文の意味するところをしっかりとかみしめ、
山岡荘八先生の書かれた、「徳川家康」全26巻を少なくとも10回熟読することを
おすすめする。


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