アジの開き (2008.1.6)


  
 
 日本人なら、朝の食卓は、温かいご飯と味噌汁、それにアジの開きでなくっちゃ。
一緒に釣行するGさんは、アジの開きを作るのが上手である。
そのアジを狙って、正月明けの1月5日(土)いつものメンバーで、釣行した。
ところが、残念な事に、この頃アジの開きを作れるほど、アジが釣れない。

ご存知の方は多いと思うが、「美味しんぼ」という漫画本がある。
料理の内容に関する記述内容は、漫画本とは思えないくらい充実している。
山岡史郎、栗田ゆう子、海原雄山などの人物が登場し、過去に何度かTVドラマ化されてもいる。

この「美味しんぼ」によると、アジの開きについての簡記をすれば、
 
@刺身にできるくらい新鮮なアジを使う(これは、アッシらの釣果で十分可能)
 Aアジは腹から開いて内臓を取り、腹の内側の膜をタワシでこすってきれいにする。
 B海水と同じくらいの塩水に、2時間ほどつけておく。
 C身の部分を上にして、天日に干す。
   ・風が大事で、風通しのいいところを選ぶ。
   ・真夏は直射日光はさけ、日陰で風通しのいいところなら紫外線も散乱・反射してじゅうぶん。
   ・表面が乾いたらできあがり。 (その日の天候で時間は異なるから、何度か経験するとよい)

・・・・以上、書いていて、なんだか唾液がでそうである。


【 魚の開き用の、干し網 】

上の干し網が、3段ともびっしりなるくらい、アジの開きを造りたいものだ。
幸いなことに、アッシの自宅の庭は日当たり良好である。
うーーむ!
やはり、自分で釣ってきた新鮮なアジを用いて、天日で干さないと
旨味成分であるアミノ酸も、生成されないという事だろう。
よーーし! 今年は、うまいアジの開きを、自分で造るどーー!

最近、一部の市販品のアジの開きが美味しくないのは、
 @国内産は高いので、外国からの冷凍のアジを解凍して使っている。
 A乾燥容器に並べ、乾燥機で人工的に乾かす。
  (温風の熱源に灯油を使ったりすると、石油臭がする場合あり)

みなさーーん!
特に朝飯は、温かいご飯に、うまいアジの開きです。

本物のうまいアジの開きで、うまい朝飯を食って元気に仕事に行けば、仕事もはかどるというものだろう。


 へ       へ          「料理、食べ物」へ戻る      ホームへ戻る