ラーメン城下町(やまちゃん(福岡) 長浜屋台)(2003.4.24)

@むつみ屋(北海道) らーめん 
A西村家(神奈川) 横浜家系 
B柿岡や(広島) 尾道らーめん 
Cやまちゃん(福岡) 長浜屋台 
D一黒丸(福岡) 博多
E麺屋 黒船(東京) 
F一心不乱(宮崎) 日向 

今回は、4軒目である。
やまちゃん(福岡) 長浜屋台ラーメンを食った。



【感想】
九州の人間なら、この長浜ラーメンを食する機会は実に多い。
なぜなら、九州各県、いたるところで長浜ラーメンの店を探すことができるからだ。

麺は、そうめんみたいに細い。
長崎ちゃんぽんで育ったせいだろうか、私は、麺は太いのが好きである。
まあ、細麺か太麺かは、人それぞれだろうからとやかくいえない。

今日、久しぶりに、この長浜ラーメンを食べたが、
若い頃、酒を飲んでは、博多の屋台で食ったラーメンの味がして懐かしかった。
九州ラーメン、とんこつの基本といった味ではないだろうか。
たまには、長浜ラーメンもいいですよ。うまいですよ。

私のあとに入ってきて、右隣りの席に座った、比較的若い男性が、
ラーメンをすすりながら、
「すみませーーん。替え玉をくださーい」と店員に言った。

もう15年ほど昔の話しだが、
博多の街に勤務していた頃、昼飯にラーメンを食おうと、
同僚と一緒に入ったお店の壁に掛かっているメニューに「替え玉 100円」と書いてあった。
それを見た私は、
「あそこに書いてある、替え玉って何やろか」と、同僚に聞いてみた。
『さあぁ、知らんねぇ・・・何やろかねぇ・・・』(同僚も博多の人間ではない)
「玉っていうぐらいやっけん、ニンニクをひとつ、丸ごと入れるんじゃなかろうか」
『そうよ、そうよ、きっとそうよ!』
「そうよな! そんなら、替え玉入りラーメンばたのもうかな」

そんな会話を交わした15年まえのことを思い出し、思わず一人笑いをしてしまった。
その頃、「すんまっしぇん。替え玉って何ですか」とお店の人に聞く勇気がなかったのである。

それにしても、今朝は女房が作った「サッポロ一番みそラーメン」を食った。
昼は、上記のとおり「長浜ラーメン」を食った。
夜は、ちょっとした飲み会があり、その後に「しょうゆトンコツラーメン」を食った。
実に、ラーメンざんまいの一日であった。

※「ラーメン城下町」は2007年3月末で閉店したようです。


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