文殊菩薩





最勝院秘仏文殊菩薩
卯年の一代守護尊であり古くから信仰を集めていた

御真言 おんあらはしゃのう

 



 一般的には『三人寄れば文殊の智慧』という諺でご存知の方も多い
のではないだろうか。その言葉の通り文殊菩薩は智慧をつかさどり、
釈迦如来三尊仏の脇侍として、普賢菩薩と共に民間に非常に浸透して
いる仏である。この文殊菩薩は当最勝院の秘仏の一つである。第四世
宥観が高野山より下向の際、遷座させたもので、弘法大師空海の作と
伝えられる。
 また、ここ津軽では古くから十二支の卯年生まれの一代守本尊とし
て信仰を集め、今なお参詣の信者が後を絶たない。ちなみに古くから
伝わる津軽一代様の霊場は下記の通りである。


本尊名 干支 場所 名称
千手観音菩薩 西目屋村
櫻  庭
清水観音
虚空蔵菩薩 丑、寅 岩 木 町
百  沢
求聞寺
文殊菩薩 弘 前 市
銅 屋 町
最勝院
普賢菩薩 辰、巳 岩 木 町
植  田
橋雲寺
勢至菩薩 黒 石 市
袋 
勢至観音
大日如来 未、申 大 鰐 町
蔵  館
大円寺
不動明王 碇ヶ関村
古  懸
国上寺
阿弥陀如来 戌、亥 弘 前 市
田  町
八幡宮



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