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「ゼニガタ警部、ご無事で何よりです」


 

「やー、ごくろうさん、君達に来てもらったのは
他でもない、ルパンに盗まれたアポロ着陸船の
予備機の一部を取り返したので、
それを運んでもらいたい」

「はー。でも 我々は警部の緊急救助信号で
来たのでありまして、その様な運搬の道具は準備
しておりませんが・・・」

「なーに、心配はいらんよ、私の指示どうりに
してもらえば問題はない。
さっそく とりかかってくれ」

「はい。 みんなとりかかれ」 


 

「うっしっしし、ひっかかってくれたぜ」

「今の内にチヌーク乗っ取りだ」とルパンは
トンネルに合図を送る。

「急ぎましよう」とフジ子らはトンネルを出て、
チヌークを乗っ取る。


 

「警部殿、運搬物はサイズが大きくてヘリには入らない
との事です」

「ギクッ」

「なーに、心配はいらんよ、脚は”へ”の字型に
曲がるから心配いらんよ・・・いや、まて、
小さくしても重量が有るから積み込みは出来まい。
フックで吊るして行こう」

「はい、そうします」




「準備が出来ました」

「よーし、吊れるかどうか、私が乗り込んで
まずテストだ 君達は、不具合が無いかどうか
無線で伝えてくれ」

「わかりました」





 

↑「Playを押してちょ」







 

「隊長、ゼニガタ警部より無線です」

「わかった」

「隊長さん、協力感謝するぜ〜」

「誰だっ お前は、ルパンか」

「その通り」
「"とっつあん"はトンネルの中だ、俺達を
追って来るとトンネルの爆弾のスイッチを押すぜ
これから二時間したら 爆弾は解除するから
"とっつあん"を助けに行ってくれ "とっつあん"は
ヤケドしてっから 丁寧にな そんじゃな〜」

「くそーっ、やられた、じたんだ」









 

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