Clear vessels, 1992-

透明なガラスをただ吹いてひろげてできるもの、をやってみたくてはじめたものです。方法、というのが内容なので、それがわかるためにはとにかくいっぱい作らないと話にならない。そのために始めは色ガラスの使い古しカレットばかり溶かしてそれを吹いていました。緑色はそれで鉄分がまざったためです。研磨仕事があんまり好きではないのとたくさん作るとそっちに時間とられるので巻いて吹いてポンテとって広げるだけ、ということをたくさんやれるような仕事を考えました。結果吹きガラスとしてのプロセスを一番シンプルに行うことになったのですが、あたりまえですが、かたちは素材に力が加わった結果です。美しいということがモノの姿かたちを知覚した結果とすると、その力を加える行為のありかたが、姿かたちとのどちらかというと潜在的な部分で知覚されます。直接素材を触ってつくるやりかたというのは、そんな部分を扱うことが出来る方法だと思います。
Clear Bowl
blown glass,1992'-
30-40cm(dia)
photograghed by Taku Saiki
Clear Katakuchi Bowl
blown glass,1992'-
24*17*15cm
photograghed by Taku Saiki
Clear Bowl
blown glass,1992'-
12cm(dia)
photograghed by Taku Saiki
Clear Bowl
blown glass,1992'-
12cm(dia)
photograghed by Taku Saiki