三月号
「ひな祭り殺人事件」
〜 警察の取調室〜
刑事 「調べはついてンだ。お前がやったンだよな?」
男 「へぇー? の事ですか?」
刑事 「三月三日の事だ!」
男 「ホー、 か!」
刑事 「 ンじゃないよ! スナック・女王蜂! 現場からお前の指紋が検出されてンだ!」
男 「俺、一応あの店の だし・・・」
刑事 「真夜中にお前が店を出るのを見たのがいるンだよ。 あの時間に何しに行った?」
男 「あー、思い出した! 借りに寄った」
刑事 「その時、店に誰がいた?」
男 「 だけ」
刑事 「当然 死体を見たはずだ!」
男 「い、いや!入り口からカウンターの中まで見えねぇ」
刑事 「やっぱり な。 死体がカウンターの
中だったと誰も言ってないよ。 ぶん屋にも発表してねぇ事をどうして知ってるンだ?」
男 「ちょっ、ちょっと、待って! そ、それは・・・・・・」
刑事 「この嘘つき野郎!」
〜 男 頭を抱え込む。〜 FIN
彼のつぶやき