9月号 「セールスマン」

〜セールスマンがドアのチャイムを鳴らす。〜

主婦 「ハーイどなた?」
セールスマン「    から来ました」
主婦 「今     中なの! どこから来たって?」
セールスマン「高田の馬場です!」
主婦  「ババァ?」
セールスマン「いえ、高田の馬場です!」
主婦  「   言ってるの? うち高田って言うのよ!」
セールスマン「(表札を確かめ) えっ?高田さん?失礼しました!婆ぁじゃなくてババです!」
主婦  「ちょっと待って!
  (ドアを開ける)
   「あら、結構若い人ね」

セールスマン「奥さんボーナス出たでしょう? 顔に    出てますよ」

主婦  「フッフ  !  ! ! お上手ね!」
セールスマン「この度 支店に配属されたのでご挨拶かたがた 新商品のご案内に参りました」
    (名刺を渡す)
主婦   「アーいいわよ! このサプリメント買ってくれたらね!これ朝晩のむと血圧は下がるし体脂肪も減って癌 心臓病なんか治っちゃうんだから。これ3千円だけどこれも何かの縁だから2千5百円にまけとく!
  あんた運 いいね! もうこれ一箱しか残ってなかったのよ」
 〜主婦、箱を押し付けてお金を受け取るとドアを閉めかかる。〜
セールスマン「あのー、こっちの話も・・・・・」

主婦  「主人が居る時に来て!そういうの分からないから。それよりデリバリー探してるのよ。 丁度良かった! あんたこの仕事 やって見ない?
  安く卸してあげるからさ!(名刺を見ながら)ダンボール一箱送るわ!」
セールスマン「ちょっと、奥さん!」

 〜 ドアが閉まる。〜           FIN
 翌日セールスマンは手紙を書きました。
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