「クラクション」 
雨の日の改札口。
 若い男が改札口から出てくる。その後に若い女が続く。
男「ウォーひでぇ土砂降り!」   〜ポケットから携帯を出してかける〜。
〜女も携帯をかけるが留守電。メッセージを入れる〜
女「アッ、モシモシ!(私疲れた)(雨がひどい)(駅についた)から迎えに来て!」
男「あー、もしもしー 佐伯です!今 駅前です!・・・迎えに?い、いいですよ。(タクシー拾い)(迷惑かけ)(歩いて行け)ますから。 ・・・えっ?そうですか?じゃ、待ってます!」
 〜男、タバコに火をつけ 女に話かける〜。
男「雨 ますますひどくなって来たね?せっかくの日曜日なのにサ。こんな日は家でサッカー観たかったな!」
女「そう!雨の日に外出なんて!ビデオ3本たまってるから観ようと思ってたのに」
男「お互いについてないね。今日 先輩の家によばれてサ、気のいい人だもんで断りきれなくて」
女「そういう人いるいる!面倒見がよすぎる人!」
男「そう!(わが身をかえりみず
お人よし)(有りがた迷惑)って言うか、自分は(女房に逃げられてる)(ばついちの)(独身を謳歌してる)癖して人には身を固めろ固めろってうるさいんだ。寒天じゃないッツーの!そうそう友達がサ、絶対 妹を紹介されるから(受け流せ
やばい)(気をつけろっ)って言うんだ。
それが(ゴリラみたい)(彼そっくり)(かなり年増)だって!気が重いよ」
女「ウフッ!だったら(経済力が
女に不自由して)(俺は男じゃ)ないとか言えば ?」
男「そんなんで引っ込む相手じゃないの」
〜車のクラクションが鳴る。〜
女「アッツお兄ちゃんだ!」
〜女車の方へ走り出す〜
〜男 ギョッとして〜
男「先輩の妹さん?」

〜固まった男の顔

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