「美容室」
鏡の前で美容師が中年の女性のヘヤーを仕上げている。
美容師「本当にこんな感じでいいんですか?」
女「地味でいいじゃない?」
美容師「ガラッと感じ 変っちゃいましたね!」
女「(普通の主婦の) (よく働きそうな)
(ダサイ)感じにしたかったの!」
美容師 「何か (おとりこみ) (心境の変化) (失恋)でも?」
女 「いえ、これから 駅前の
(お好み焼き屋)(寿司屋)(そば屋)
に行くのよ!」
美容師 「あそこ水曜日 (半額) (食べ放題) (ガラガラ) なんですよね」
女 「違うのよ! パートの面接!自給800円で従業員を募集してたの。でも友達が食べ物屋に (雀の巣) (セクシー) (ソバージュ)
じゃマズイって言うから思いきってカットに来たの」
美容師 「 (関係ない) (印象が大事)(確かにマズイ)ですよね」
女 「ところで見たことある? あの旦那! ボーとしてるけど苦みばしったいい男よね」
美容師 「そうですか?」
女 「友達から聞いたんだけど 奥さんで派手で (ゴルフ) (マージャン)(浮気)ばっかしてるんですって」
〜 美容師 女のケープをはずしながら〜
美容師 「一度も見たことないですよ」
女 「顔 真っ黒でピンクの口紅して山姥みたいだってよ!」
〜 女 レジへ向かう。〜
美容師 「ハッハッハ じゃ、面接 頑張ってください。有難うございました!」
〜女 出てゆく〜
美容師 「お待たせいたしました。次にお待ちの轟様、とどろき様!」
〜客立ち上がる〜
美容師 「轟様でいらっしゃいますね?」
客 「いえ!山姥です!」
FIN それから一週間後
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