Pythonを始めるための準備をしましょう。
Pythonのインストールの方法は、Python単体をインストールするやり方と、統合開発環境を込々でインストールするなど、選択肢がたくさんあります。
Pythonを利用する環境を構築しようとすると、Python本体に加えてさまざまなライブラリのインストールが必要です。
そこで、Pythonnをインストールした後も複数バージョンを同時に利用したり、インポートライブラリの組み合わせを複数確保できるAnacondaをお勧めします。
最初は、複雑そうに見えるのですが、GPUを使用した環境、使用しない環境を簡単に切り替えたりできますので、Pythonの再インストールをしなくても済みますし、Pythonのバージョンアップ、インポートライブラリ群のバージョンアップに対しても非常に便利です。
Pythonのバージョンは、最初は最新版をインストールしましょう。
動作がうまくいかなかった場合に、その時点で古いバージョンをダウンロードすればいいです。
最新バージョンと旧バージョンは共存できますし、簡単に切り替えられます。
Pythonには、2系と3系がありますが、2系は2020年1月1日でサポート終了になります。保守契約によっては、サポート期限の延長があるかもしれませんが、インポートライブラリ群はサポートしてくれませんので、孤立無援の状況では役に立たないでしょう。
Anacondaは、Anaconda社(旧Continuum Analytics)が提供するPythonディストリビューションで、対応プラットフォームはWindowsおよびmacOS、linuxです。
Anacondaをインストールした後にPythonを含めライブラリのインストール、バージョンアップは、condaを用いてください。
conda以外にPIP等もありますが、基本condaを用い、どうしてもインストールできない場合のみPIPを利用するようにしてください。
なお、condaとPIPを混在させるとトラブルが発生しやすいです。
Anacondaは、Anaconda公式サイトのダウンロードページ https://anaconda.com/distribution/ からダウンロードしてください。
ここでは詳細な手順を載せませんが、ググってくださいね。