自作エアブラシ溶剤集め機?

 エアブラシの洗浄の際、きれいな溶剤を入れて吹き出し、エアブラシ内に残った塗料を落としますが、洗いはじめの汚れた溶剤は別として、洗い終わるころに吹き出す溶剤は比較的きれいで、集めることができればまた洗浄に使えるのではないかと思いました。
 そこで吹き出した溶剤を瓶の中に集める道具を作りました。構造は単純です。
 ←これは100円で売っていた保存瓶。これにエアブラシの口を突っ込んで溶剤を吹き出せるようにします。
 ただエアブラシの噴出口を差し込める穴を一つ開ければいいようにも見えますが、瓶の中に入った空気を外に出さなくてはならないので穴は二つ必要になります。
 溶剤の入った瓶をそのまま保存したいので、蓋には直接加工をせず、それとは別に穴の開いた蓋を作りたいと思います。
 ↑そして完成したのがこれです。余ったプラ板やパテで製作したうえに、実際にエアブラシを使って実験などをしたので、ツギハギだらけでかなり汚いです。
 エアブラシや瓶をわざわざ傾けて溶剤を出さなくてもいいように、穴の部分を45度傾けて作りました。エアブラシを差し込む所は下の円形の穴です。入った空気の出口は上の方にあり、霧状の溶剤などが出てこないように防塵マスクの小さく切ったものをガムテープでとめてあります。
 簡単な断面図です。
赤が洗浄に使った溶剤、青が空気の流れです。