リューターによる旋盤加工

旋盤加工とは

 旋盤という工作機械で加工するものであって、工作物を回転させ、それに刃物(バイトという工具)を当てて加工するもの。主に円柱や円錐の形をしたものを製造する。



もっと詳しく知りたい人は”旋盤”で検索みるといいですよ。

 リューターを使って円柱、円錐型を加工します。やり方の前に旋盤加工の簡単な説明をします。知っている人はとばしてかまいません。

 旋盤を購入してしまえば別に問題はないのですが、ものすごく値段が高いのでリューターでそれに似た加工をします。
 気をつけないとケガをする可能性があります。防塵マスク、保護めがねを必ずつけてください。
 リューターを使って円柱、円錐形を加工します。
 まず、ビット(工具)を装着するところがチャック式のリューターに円柱状のプラスチックの棒を取り付けます。(ビットを装着するところが差し込み式の場合、その径がぴったりと合うものでないと加工できません。)
 次に棒やすりを当てて削り、形を作っていきます。最初は回転速度は遅く、弱くやすりを当てて少しずつ強くしていきます。やすりを強く当てすぎたり、回転速度が速すぎたりするとプラスチック棒が折れたり、摩擦熱で溶け出すことがあります。

 本物の旋盤加工のように棒やすりではなく、ナイフでも加工は可能だと思いますが、下手をするとナイフが折れて自分のほうに飛んでくる可能性があるのでこれはかなり危険です。なので私はナイフによる旋盤加工はやっていません。
 

ここだけ→

旋盤加工した作品

↑このリューターは回転速度を変えることができません