ノカンゾウ

 冬の寒い部屋の中で撮影したので手が紫色です。

 主に石粉粘土で製作します。
 針金の先端に粘土で花びらや雄しべを作ります。粘土が硬化後に抜け落ちないよう、針金の先端を少し折り曲げてから粘土をつけ、花びらや雄しべの形にします。
 ユリ科であるのに雌しべがすごく細いので、真鍮線をそのままにして雄しべを周りに接着します。

 雌しべ、雄しべ、花びらを接着し、茎から花びらが自然につながっているように粘土、パテで整えます。

 つぼみは石粉粘土ですが、茎の部分は、花の重さで曲がってしまわないように、エポキシパテで作りました。
 ノカンゾウの葉は茎からではなく、ニラのように地面から生えているので、葉は作らないことにしました。作るのが面倒というのもありますが、花瓶に入れたような形で飾りたいので葉は邪魔になると考えたためです。