・ 紙やすり (サンドペーパー) 紙に研磨用の砂粒がついたもの。これで造形物を削りだしたり、磨いたりします。紙やすりの裏面?(砥粒の付いていない面)には番号が印刷されており、その番号が小さいほどやすりの目が粗く削りだしに向き、番号が大きいのは目が細かく磨きに向いています。目安として表にしてみました。
紙やすりには大きく分けて2種類あり、一般的な空研ぎ用やすりと、研磨面に水をつけながら作業する水研ぎ用やすりがあります。水をつけながら研磨する理由として、削りカスが空中に舞うことがなく、目詰まり(やすりの目に削りカスが詰まること)を起こしにくいことなどからです。ちなみに空研ぎ用紙やすりに水をつけて作業すると破けます。 紙やすりを使用する際、木や消しゴムなどに巻きつけて作業するといいと思います。 |
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・ 棒やすり 金属棒に無数の溝、または粉末のダイヤモンドが付いたもの。棒の形はさまざまで、平、三角、丸、半丸などがあります。 |
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・ スポンジやすり 布やすり スポンジや布に研磨用の砂粒がついたやすり。紙やすりよりも丈夫で、水研ぎも可能です。 |
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・ リューター ルーター モーターの先にビット(リューター用のやすり)を付け、回転させて物を削る工具。複雑な形状に削りだすことができます。模型だけでなく、彫刻やネイルアートなどにも使えるようです。 電源は電池かコードです。電池式のリューターは比較的値段が安く、小さくて持ちやすいのが利点です。電池式リューターの使用頻度が高いようなら充電式電池を使用することを勧めます。コード式のリューターは電池を買う必要がない上、回転数を変更、調節することができるので便利です。欠点は値段が高く、大きいところでしょうか。 ビットの形はさまざまで、模型店よりもホームセンターの方が、種類が豊富だと思います。(1個500円から1500円くらいで売っています。)切削用ビット、研削用ビット、切断用カッター、研磨用バフ、穴あけ用ドリル、磨き用ブラシなどがあります。 |
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・ 100円やすり リューターを除いて上記にあるほとんどのやすり類は100円ショップで買えます。100円のやすりでも模型の制作に十分使えますので、初めて造形をするなら、まず100円のやすりを使ってみることを勧めます。しかし鏡面磨き用のやすり(1000番以上の目の細かいやすり)は売っていないようです。ある100円ショップでは電池式リューターを600円と800円で売っています。(やはり100円で販売するのは無理なようです。リューターの中ではトップクラスの安さ。その商品の注意書きには「連続使用時間5分・使用後5分以上停止」と書いてあるのであまり長時間作動させない人向きかもしれません。回転数は模型用の電池式リューターとほぼ同じです。) ビットも100円ショップで(1個100円で)売っています。本格的なものの比べて格安ですが、切削、研削、研磨、切断、ブラシ類などにおいてはほぼ問題なく使えると思います。 |
やすり
研磨材
・ コンパウンド 半練り状または液状のもので、柔らかい布などにつけて模型を磨きます。車の模型などの表面のツヤ出しに使います。あまり力を入れて磨きすぎると、下地が見えてしまうのでほどほどに。 |
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・ クロス コンパウンドで模型を磨くための布。模型にキズをつけにくい構造になっています。 もし鏡面磨きの際に、適当な布がない場合には、専用のクロスを買う方が無難だと思います。 |
ワックス
・ ワックス 光沢塗装の仕上げに使います。軽く拭くだけで埃や指紋がつくのをおさえ、しっかりとしたツヤを出します。 |