いちめんの菜の花



恐    山

一面 菜の花
この朝、奥薬研温泉のかっぱの湯に入ってきた。奥薬研から恐山に向って
急な山道を走行した。恐山が近づいて来たのは鼻につく硫黄の臭いで分かった。
三途の川に架かる赤い橋が不気味だ。橋の袂には積み上げられた小石と風車。
硫黄臭のする風に吹かれてカラカラと風車が回っていた。



国道279号”はまなすライン”から分かれ横浜町の菜の花畑を見に行った。
作付面積日本一の菜の花畑は陽を浴び花の匂いが満ち溢れていた。

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陸奥湾方面

半島内陸方面

山村暮鳥「聖三稜玻璃」

風 景
純銀もざいく


いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
かすかなるむぎぶえ
いちめんのなのはな

いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
ひばりのおしやべり
いちめんのなのはな

いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
やめるはひるのつき
いちめんのなのはな

上の詩は つん と同郷(群馬県)の詩人(児童文学者)である山村暮鳥の作品である。
因みに、青森のこの地では雲雀は鳴くが、麦畑は見たことが無いのである。


   つんの
とぼとぼ