毎日 ハイキング
住みかの周辺
この所、毎日 ハイキング三昧の生活なのである。
・・ というか、転居した先が丘陵地に在り
毎日、通勤時にハイキング道 ?? を歩くのである。
朝 出勤時に山を下り、夜 帰宅時に山を登ってくると言う訳である。
新しく、私が暮らすことになった街。
新興の都市を思わせる、若々しく、美しく整った街。
水鳥も羽を休める、美しい川沿いの遊歩道を外れると、
いよいよ、山道の始まりである。
幹線道路を渡り、道一つ折れる。
そこが、山道の始まりである。
丁字路の先で急な登りとなる。
登りきった先から、うねうねとしたハイキングにピッタリの
小道が続く。道脇には庭付きの民家が連なっている。
紅葉真っ只中の木々や、各戸の庭の緑の美しさが冴える小道だ。
今年は柿が豊作なのか、たわわに実を付けた枝先が、
重そうに撓って垂れている。
更に進むと市境界周辺に多い、竹林が見えてくる。
駐車場のある丁字路で小道を左折すると、そこが
新たに私が暮らすことになったマンションの在る場所だ。
「コツコツ ・・」と階段を上がり部屋のドアを開ける。
背後でドアの閉まる音が聞こえると、部屋の中に静寂が広がる。
ここ一年半ばかり、暮らしてきたマンションは
都会の雑踏と騒音の中に埋没した場所にあったが、
今度の場所は随分と違った所だ。
− 徒歩々々 再開 −
汗に濡れた下着を着替え、部屋を出た。
先程まで歩いて来た道と反対方向に進む。
丁字路でバス路線道に出て、道なりに下り進む。
カーブ道は、かなり急な傾斜で下って行く。
ここも、道脇に柿の実のオレンジ色が鮮やかだ。
下りきった場所で先程の河川の少し上流に出る。
川に沿って遊歩道をのんびりと、川下に歩を進める。
川面を覗き込むと澄んだ川底に魚影が見えた。
車の騒音が耳に付くようになると、先程の幹線道路に出た。
そして、そのまま道なりに進めば八百年の歴史をもつ古都に到るが ・・・。
今日は祭日
さて、これから何処へ行こうか ?