バード・ウォッチングの日

白鳥を観に行く




ダウンの防寒着 ニットキャップ・双眼鏡とカメラ
 夜勤明けのその足で、この冬初めて白鳥を観に行った。といっても、私がいつもバード・ウォッチングのベースとしているのは車で走って15分と掛からない所なのである。

 いつものようにフリースのズボンにダウンの防寒着姿、Peter Stormのニットキャップを被り出発である。

 勿論カメラと愛用の双眼鏡Nikon 8X30EUがお供であることは云うまでもない。
 防寒着のポケットに忍ばせた缶コーヒーの温もりで暖を取りながら観鳥用のスタンドに身を置く。

 出掛けに今日は暖かいと思ったが、やはり河口の寒風に身を晒していると体の芯まで冷え込んできた。

汽水湖の河口に遊ぶ白鳥

寄って来た・・・寄って来た
 面積3.6ku、水深6.5m。太平洋に注ぐ海跡湖の一つであるこの沼が今私のいる場所なのである。真水と海水が混じる合ういわゆる汽水湖であり、白鳥にとって毎年羽を休める所として適しているのかもしれない。

 あぁ!寄って来た、寄って来た此方にズンズン近づいて来る。とても可愛いなぁ〜〜。

 微笑み返そうと思った頬が寒さで強張っていた。さあ・・・、もうそろそろ引きあげてホットウイスキーでも飲んで眠りに就こう。

   つんの
とぼとぼ