繍線菊(シモツケ)
明方より周辺の薮からウグイスの鳴声が聞える。
坂道を下りてゆけば、夕べの七夕祭りの面影、道端に花火遊びの名残が見られる早朝。
いつもの川辺の小道に、この花が咲いていた。
漢名の繍線菊の名には中国に伝わる伝説で、父親を想う娘の悲しい話もあるという。
「 うゑて見る君だにしらぬ花の名を我しもつげん事のあやしさ 」 よみ人しらず
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