サルビア
七月も今日で終わり。このところ続いた猛暑の陽射しも、昨日あたりで一段落したのだろうか。
久しぶりにエアコンのスイッチを入れないで過せそうな日だ。
午後の陽射しが勢いを失ってくる時間を待って買物にでかけた。
坂を下った辺り、舗道脇の植込みに眼をやれば、地元ボランティアが植栽した花々の中に一叢のサルビアがあった。
「 サルビアの花に差す日の外(そ)れゆかむ
夕くれなゐの色の寂けさ 」 谷 鼎