大毛蓼(オオケタデ)
開けた河原の片隅。視線の先に、丈高く鮮やかな色合いの花をつけた大毛蓼が一株だけ突っ立っている。
先月末の台風一過の後。月が替ってからすっかり秋めいた陽気の日が続いている。
夏らしくない不順な日の続いた今年は、このまま本格的な秋に移ってしまうのだろうか。
「 大毛蓼 種こぼそをり 牧の昼 」 太田かをる