栗(クリ)
猛暑の日が長く続き、降水量も少ないせいだろうか、今年は栗の出来が芳しくないかもしれない。
八月末になっても、毬の大きさが例年に比べひと回り小さいままの様に感じられる。
道脇にある栗の木。蝉時雨のなか時折り吹いてくる風に枝先を震わせ、暑さを凌ぎ耐えている様にみえた。
「 秋風の 吹けども青し 栗の毬(いが) 」 松尾芭蕉