アヤメ
橋を渡り左折すると、正面にこんもりとした森がみえる。川面に続く左手の傾斜地は、四季を通して種々の花がみられ、ここを通るたび心癒される私の散歩道である。
昨夜からの雨も上がったこの日、鮮やかさを増した緑の中に、この花はあった。
「ほととぎす鳴くや五月のあやめ草
あやめ(文目)も知らぬ恋もするかな」 よみ人知らず