八甲田はまだ雪の中
谷地温泉に入る


エゾエンゴサク
 4月になった、長い青森の冬もそろそろ明ける。この日は春の花を見にまず夏泊半島先端の大島に出かけた。カタクリ、エゾエンゴサク、ニリンソウ、キクザキイチゲ。春の妖精たちを愛でたその足で2週連続となる浅虫温泉に向った。
立寄り湯 ”ゆーさ浅虫” の広々とした湯船につかり、
手足を伸ばしていると、ふと八甲田のことが目に浮んだ


雪の回廊を行く

  そうだ、八甲田に行ってみよう。先日地元テレビのニュースで酸ケ湯から先の除雪が完了したとの報道がされていたっけ。

 八甲田はまだ冬だった。雪に埋もれたその中、車を進める。「はあ〜 これが、雪の回廊かぁ 〜」
 天気は良いものの、体の芯まで冷えてきた。今日は温泉に泊ろうか〜。目指す先は谷地温泉だった。

 着いた谷地温泉の周辺は綺麗に除雪されていた。温泉宿の外観は山小屋みたいな建物だなぁ〜 という印象。

谷地温泉
 宿泊の手続きを済ませ、早速風呂場へ行ってみる。鄙びた雰囲気の二つの湯船、一つは澄み一つは白濁している。先ずは澄んだ湯のほうへ入湯。
  ・・・・ ぬる〜い。

 ぬるい湯に長時間入っていると何故か瞑想状態になる。続いて白濁した湯へ、熱いが気持ちよい。最後にうたせ湯を浴び、山の湯を満喫した。

   温泉三昧、ばんざ〜い〜。

     温泉は
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