七時雨山を登る
山行は七時雨山荘から |
七時雨山・・・ 何といい名前なのだろう・・・ 。この山の名前だけは随分と前から知っていた。そして今日やっと登れることになった。 昨日の白地山下山後に秋田・岩手県境を越え、昨晩は近くの新安比温泉に宿をとった。そのため朝食後、宿を出て登山口となる田代平の七時雨山荘に着いたのはまだ朝の 8:00 前だった。 |
牧草地に向かう |
登山口目指して牧草地を行く |
山荘の人に駐車のお願いをし、更に登山口への道を尋ねると親切丁寧に教えてくれた。トイレタイムの後、山荘前の自動販売機でペットボトルの緑茶を買い、いよいよ出発である。 8:15 山荘前の道を右折し緑の牧草地に向って進む。天気は昨日とうって変わって、今にも一雨来そうな空模様である。 鉄扉の牧場の柵を抜け牧場内の道を行くと前方に赤牛の群れ、足元には牛糞が・・・・・。8:30 左へ七時雨山と書かれた標識が道端に立つ地点に到着。 少し登ると一面の牧草地に出た。ここより七時雨山登山口までは、ちょっと日本離れした風景が広がっている。もう少し天気が良く青空でも見えれば最高なのだがなぁ〜などと思いつつ露で濡れた牧草をかき分け進む。 |
標識を励みに |
北峰の一等三角点(手前) |
登山口へ到着した。登山口標識下の朽ちかけた板に三合目の文字が見える。登山道の雑木林に入ると見慣れた東北の山がそこにはあった。 ○合目を示す標識を励みに暗い樹林帯を登る。先ずは、北峰を目指して進むうちに上から一人の登山者、今日初めてで唯一の登山者にあう。 まもなく、霧に煙る七時雨山北峰に到着(9:35)。至 七時雨山頂(南峰)300mの真新しい標識がある。裏に回ると一等三角点標識と古びた山頂標識もあった。 天気も悪く視界も効かないので、直ぐさま南峰へ向う。歩きにくい泥道を少し降り、再度登った七時雨山南峰へは9:50 に到着した。 着いた山頂はヤハリ深い深い・・・霧の中だった。 |