釜臥山(シラネアオイ咲く中を行く)



スキー場のスロープを登って行く

 釜臥山スキー場下から釜臥山に登ってきました。5月中旬は花の季節ということで、この時期を選びました。8:15 出発、時々大湊湾を見下ろしながら、わらびなどが生えるスキー場のスロープをリフト沿いにゆっくりゆっくり登って行きます。


シラネアオイの花園
 やがてスキー場の最高地点に建つ望海雪楼も程近くなると、そこは一面シラネアオイの群落で埋め尽くされていました。つん は今までこれほどまでのシラネアオイの群落を見たのは始めてなのです。

望海雪楼から見る釜臥山

岩場が迫る
 望海雪楼より見晴しのよい小道を七面山に向う。釜臥山の山頂にある自衛隊の白いレーダードームがはっきり見える。やがてムラサキヤシオの咲く樹林帯を汗をかきながら登る。なかなかの急登だ、樹林帯の中にも所々にシラネアオイが咲いている。アンテナの設置された箇所まで来て、上部を仰ぐと岩場が迫っている。

大湊湾を俯瞰する 芦崎も綺麗だ
 岩場を左から巻くように山頂を目指す。山頂直下のガレ場、浮石もあり所々コンクリートで補修された箇所もあるが、あまり歩かれていないようだ。10:05 辿りついた山頂はレーダ基地のドーム寄りにあった。ここからの眺望は本当に素晴らしく、大湊湾から むつ市の市街地まで一望できる(夜景も見てみたい)。但し、自衛隊用道路を使って一般車両が山頂直下まで登ってくるため山頂で観光客に出くわすのが難点である。

山頂の三角点傍にて

釜臥山は下北半島のここ
 さて、山頂で絶景を堪能しながら大休憩を取ったのは云うまでもない。

帰りは忠実に登路を折り返し下山した。スキー場のスロープから
俯瞰する紺碧の大湊湾は つん の目と心に焼き付いた。

登山開始点であるスキー場のロッジに帰りついた。
今日は天気も良く随分と日に焼けてしまったようだ。

エゴノキ(右上)と タニウツギ
閉鎖中のロッジ脇に入山時に気が付かなかったエゴノキの
白い花が咲いている。そしてその下にはタニウツギの紅も綺麗だ。

まだ時間も早い。これから尻屋崎にでも周ってみようか。
そして、晩は山菜でも酒の肴に温泉でのんびりしよう。


       山行
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