吹越烏帽子岳

名残の黄葉を愛でに



吹越烏帽子岳は陸奥湾・太平洋の眺望に優れる

吹越烏帽子のブナ林
朝10時過ぎコンビニに寄り、クラッカーにチーズとコーヒーを買って吹越烏帽子岳に向かった。第一明神平への分岐を右折、1.7Kmのダート走行をへて登山口に到着。靴を履き替え早速登山を開始する。

山道を歩き始めて30分ほども経つただろうか、山葡萄の蔓が絡まる左手の木立の奥で何やらカサコソと音がする。何だろうと耳を澄ましていると、木立の中から姿を現したのはカケスだった。落ちた木の実でも探して落葉を踏んでいたのだろうか。それとも木の実を嘴に咥え、どこかに隠そうとでもしていたのだろうか。「パサ・・・」次の瞬間こちらの気配に気がついたカケスは鮮やかな風切羽を見せ、ふわりと飛んで私の視界から消えた。御免、食事の邪魔でもしたのだろう ・・・ 。

山頂から
山頂には弘前からのパーテイと夫婦のハイカーがいた。山頂からは幾分靄っているものの石油備蓄基地のタンク群なども見渡せる。バーナーから降ろした湯で紙パックのドリップコーヒーをいれる。しばしの休憩の後下山に掛かる。名残の黄葉を愛でながら晩秋の山歩きを楽しむ。当日は久しぶりに天気も良く、気温も上がり少しばかりの汗を流し爽快だった。


       山行
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