a Song of the short trip to
Taishakukyo Valley
2010.11.5
帝釈峡旅の詩

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神龍湖
神龍湖 
帝釈峡付近
→ いつもガイド

雲ひとつなき 晴天で 瀬戸大橋も 借り切りだ
一度通って みたかった 182(いちはちに)号  北進す
素通りできぬ 道の駅 かなちゃん何か 買っている
休暇村帝釈峡(たいしゃくきょう)の  外苑は モミジ色染め 歓迎と
早速カメラ とりだせど あまりの赤さ 目にしみる
ひとまず宿に 立ち寄って 情報聞きて 雄橋(お んはし)
神龍湖には 赤い橋 大きな鯉が 釣れるとか

シャトルバス追い 後につき 一番近い 駐車場
川沿い歩き 20分 かの有名な 雄橋が
石灰岩の この大地 気の遠くなる 時刻み
水が造れし 巨大穴 鍾乳洞も すぐそこに
真庭(岡山)の方と 友達に 往き来しようと 打解けり
宿の周辺 散策し 暮れ行く山に 溶けてゆく
「バイキング さすが広島 かきフライ」
高原の宿 冷え込んで 芝生一面 霜白し
中国道を 潜り抜け 県民の森 目指しけり
木立ちの下に 川流れ 小さな滝も 音たてり
拠点のセンター 登山口 比婆山連峰 幾山も
伊邪那美命(いざなみのみこと)  比婆山に 葬られたる 神話あり
古事記に残る 伝説は 今も伝はる 御陵なり
事務所の裏の 草原は 猪あちこち 掘り起こす
せせらぎ青き 空映し グループ登山 何組も
牛曳山の 登山道 白樺ありと 教えられ
散歩がてらに てくてくと 水だけ持って 登りたり
白樺林 モミジ葉が 色鮮やかに 占領す
「小春日に 鼻唄もれる 丘の道」
林の中で 会った人 ここまで来たら 吾妻山
何がなんでも 行けと言う 知人もお勧め 吾妻山
急いで帰り 弁当食べ 2時を廻って 予定外
頼りのナビは 遠回り かなり走って 引き返す
細い山道 ナビずれて 道のないとこ 走ってる
そんなバカなと 後戻り 車に出会い この道と
迷いながらも 辿り着き 地図見るべしと 反省す
吾妻山ロッジ 車置き なだらかな山 池までと
一回りして 降りてくる ひめりんどうも 咲いていた
夕闇せまり 帰途に着く 心残せし 吾妻山 
中国山地 巡る旅 おおいに満足 二日間
「今日だけで 300(キ ロ)は 少しばて」
目にしみる紅葉
休暇村
帝釈峡の川面
雄橋
朱色の橋
なだらかな丘
センター
裏山
空の映りこんだ川面
白樺
吾妻山
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