a Song of the Journey to SHINSHU
2009.10.18
信州の旅の詩

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八ケ岳

「宙に浮き ゆっくり流 れる 富士の山」
野辺山駅付近
→ いつもガイド

羽田をあとに 二夫婦 新宿高速 バス停へ
早めに着いて 時間待ち 外交官の かなちゃんは
スペイン人の カップルと ベンチで楽しく 話してる
大阪京都 広島と 静岡周って きたと言う
機中から秀峰富士を望む
赤い橋
羊
高原へいらっしゃいのロッジ
南アルプス 左に見 中央自動 車道(ちゅうおうどう)を  北進す
小淵沢駅 レンタカー 送った荷物 受け取って
目指す高原 八ケ岳 横断道路 のんびりと
羊が草を ()んでいた 橋のたもとで 一休み
高原の駅 野辺山は 日本で一番 高い駅(1345m)
来て見たかった 八ケ岳 高原ヒュッテ たどり着く
山田太一の 原作で 「高原へいらっしゃい」 思い出す
静かな森に つつまれて 気品みちたる 建物だ
今日は貸し切り 結婚の 前撮りしてて 入られず
和泉館
温泉の宿 和泉館 硫黄(いおう)の香り ただよえり
薄暗がりの 湯の中は 思いのほかに 深かって
うっかり飛び込み 足ねじり かなちゃん痛く 歩けない
宿の女将が 指圧では 免許皆伝(かいでん) 歩けだす
松茸飯に 馬刺しも出 山海珍味 舌鼓
宿を出るとき 若女将 再び整体 ありがたや
朝の光景
男二人は 早く起き
八ケ岳をば 撮りに行く
北海道に 似た台地
広く拓けた 高原だ
松原湖には 人影(ひと)もなく
静けさだけが 時刻む
「満々と たたえる水や 秋映し」
松原湖
紅葉、日に映えて
白樺の林
メルヘン街道の標識
湯みち街道の標識
メルヘン街道 カラマツで
麦草峠(2127m) 白駒池
紅葉終わり 引き返し
八千穂高原 自然園
白緑青の 3コース
一番楽な コースとる
白樺林 モミジ滝
楓色つき 空に映え
湯みち街道 ひた走り
今夜の宿へ 向かいける
御射鹿池
渋御殿湯の宿
秘湯
蓼科(たてしな)の 御射鹿(みしゃか)池 東山魁夷の 描きたる
「緑響く」の 名作は ここが原画の 池と聞く
TVドラマの ロケ中で アマチュアカメラ 人だかり
山からカモシカ 下りてきて 迎えてくれた 秘境なり
渋御殿湯付近
→ いつもガイド
道はここまで 渋御殿湯(し ぶごてん) 武田信玄 隠れの湯
木枠の湯舟 床も板 連綿続く 重みあり
ひなびた宿が 楽しみの 相棒さんは ご満悦
天狗岳への 登山客 夜になっても 降りてこず
先発隊だけ 宿につく 心配してたが ことなきで
夜通し風が 谷に吹き 木立ちざわめき 子守唄
白樺湖
ススキケ原
美ケ原
夕焼け
赤岳
八ケ岳周り 別荘地 我が家の別荘 何処だっけ
少し曇天 白樺湖 冬の気配を 感じさす
蓼科山や すすきケ原 ビーナスライン 車山
霧ケ峰なる 富士見台 富士のお山は 霧の中
店の若奥 別嬪(べっぴん)で 女優の誰かに よく似てる
愛想のよさに つらされて ついつい食事と 土産買う
「信州の そば三昧に 堪能す」
美ケ原高原(う つくしがはら)(2034m) 予定外 電波で熊を 探し てる
長野は熊が 多くいて 近くに2頭 いると言う 
()め込んでいる 三日分 有料トイレに 置いてくる
諏訪湖におりて ひと巡り 夕闇せまり さざなみも
サスペンスドラマ お馴染みの 「あずさ1号」 通過する
探しさがして 宅急便 事務所の前で 衣装換え
運転すべて Tさんが 330k 走ってた
上諏訪駅前 レンタカー ガソリン入れて 返したり
高速バスの 運転士 茶髪でデブの おねえちゃん
笑顔はよいが 心配だ ところが夜道も 慣れたもの
ハンドルさばき お見事で 途中で客を 拾いつつ
新宿BT 定刻で 往きの運ちゃん 顔負けだ
夕陽に染まる 赤富士が バスの窓から かいま見え
写真は撮れず 目に焼きて 信州の旅 終わりけり
「八ケ岳 巡りの旅に  諸天舞い」
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