蒜山・大山の詩

a Song of the short trip to
HIRUZEN highland and Mt.DAISEN
2010.05.15

鍵掛峠より

近くて遠い　大山と　蒜山(ひるぜん)高原　訪れる

新緑鮮やか　この季節　爺婆動ける　いまのうち

かなちゃんここは　初めてで　延びのびに伸び　今日になる

ナビが頼りの　ドライブは　愛車のモコちゃん　順調だ

蒜山高原　のどかなり　緑の絨毯　何処までも

山菜採りに　神戸から　毎年来ると　云う人も

木谷沢なる　渓谷は　清き流れは　苔むせり

「若葉から　雫(しずく)集めし　せせらぎよ」

鬼女台(きめんだい)展望　高台で　四方(よも)の山々　見渡せり

御机(みつくえ)田圃　　黒い土　　田植えの準備　追われける

涼しい木陰に　車止め　おにぎり弁当　したづつみ

麓の民家　　カラフルで　時代の移り　感じさす

鍵掛(かぎかけ)峠　大山の　パノラマここが　一番だ

皐月の着物　衣替え　聳(そび)える大山　石灰岩

三の沢には　新緑が　まるで紅葉　色付けり

道なだらかで　緑葉の　トンネルの中　別世界

北側からの　大山は　その名に恥じぬ　伯耆(ほうき)富士

秋にゆっくり　休暇村　紅葉眺めに　来たいもの

「大山や　気高き嶺の　雄姿かな」