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a Song of the short trip to
Shinshu-Azumino
2017.4.5
信州安曇野旅の詩
「難病の胆管がんを 克服す」
年に2回の 上京で 検査を受けて 異常なく
ついに5年目 「治ってる」 この一言を 待っていた
さすが名医で 輸血なく 抗がん剤も 不要なり
多くの方に 支えられ 妻や子どもに 世話をかけ
天命ありや 生き延びる 今日を迎えて 感謝なり
桜の名所 千鳥ケ淵 数万人の 人と観て
その夜家族が 集まれり 快気祝いは ステーキだ
新宿駅から 松本へ スーパーあずさ 11号
8年前に 八ケ岳 蓼科高原 越えてきた
二つ夫婦の 4人旅 昨日のように 想い出し
春たけなわの 沿線を 眺めつ弁当 開きけん
水に浮きたる 松本城
北アルプスに 残雪が
あの峰越えて 上高地
行って見たいな かっぱ橋
前撮りしてる 花嫁は
お城の姫の 末裔か
大糸線で 向かいの子
明日から看護 高校と
希望に燃える 輝く目
車窓の山を ちらと見て
白馬の山の 積雪は
あんなものでは ないと言う
柏矢で下車し タクシーで ビレッジ安曇野 宿に着く
ぼつぼつ周辺 散策す 清流の里 空気澄む
設備古いが 料理良く 板前さんは 讃岐人
親切爺さん 彼の母に 「息子は元気」と 電話せり
「もう3年も 会ってない」 子を案ずるは どの親も
雨の予報が 晴れてきて 大王わさび 農場へ
穂高山脈 豊富なる 水ありてこそ 谷々に
広い山葵(わさび)田 四季通し 収穫できて 日本一
ゴーゴー響く 音は何? 岸に木霊し 足止めり
苗床小石 バーナーで 焼いて消毒 していると
流れる水の 監視役 鱒が数匹 泳いでた
水車三台 廻ってる 土手には紅白 梅咲けり
此処でも多い 外国人 山葵に興味 あるのかな?
昼飯名物 本ワサビ 丼食って 腹満たす
道祖神なる アベックの 可愛い石が 彼方此方に
川を渡って その向こう 安曇野詠った 碑文あり
田圃の人に 近道を 聞かば芹まで やると言う
若い人なら 10分が 30分は かかったか
穂高川沿い 建っている 歴史に残る 早春賦碑
オルゴールにて 流れ来る 曲に合わせて 合唱す
春は名のみの 風の寒さや
谷のうぐいす 歌は思えど
時にあらずと 声もたてず
時にあらずと 声もたてず

氷解け去り 葦は角ぐむ
さては時ぞと 思うあやにく
今日もきのうも 雪の空
今日もきのうも 雪の空

吉丸一昌作詞/中田章作曲
(大正13年)
「佇めり 春浅き野に 歌のごと」
西に聳(そび)える 峰々に 雲かかれども 雪残り
遥か彼方の 白馬山 真白き頂 輝けり
今日一日を よたよたと 爺婆3里 歩いてた
帰りはあずさ 14号
パリから次男 帰国して
新宿御苑 親と子で
寸暇なれども 花見する
息子の車で 羽田まで
一休みして フライトだ
高松空港 霧のため 伊丹か羽田 引き返す
条件付きの ANAの便 今夜も再び東京か?
子らは車で 待機して スマホで空路 追跡し
伊丹を通過 高松の 安着見届け 帰ったと

「癌に勝ち 己に勝って  大地踏む」
千鳥ヶ淵付近

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松本城付近

→ いつもNAVI
大王わさび農場付近

→ いつもNAVI
白雪の峰

北アルプスの峰
伊勢湾上空
快気祝い
千鳥ヶ淵
あずさで出発
水に浮かぶ松本城
前撮り姫
宿の前
アルプちゃん

マスコットのアルプちゃん
宿の飯
白き峰
わさび田
石焼き
鱒
水車
紅白梅
アベック石碑
碑文と健
早春賦碑全景
わさびの花
桜の花
わさび田と山々
新宿御苑の桜
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