ミッションオイル交換をしました。車屋で依頼すると1000円程度の工賃が取られたりしますが、エンジンオイル交換でフィルターも交換するのに比べ、むしろ簡単です。


車を平坦でかつ安全なところに停め、ジャッキアップします。車載ジャッキを使う場合は特に注意してください。今回はコンクリートブロックと木の板を使い高さを稼ぎました。 



こんな感じであがりました。



正面から見て運転席側にミッションケースがあります。それぞれの口の場所は写真のとおりです。




注入口は17mmのソケットを使います。ここで注意してほしいのは必ず先に注入口を緩めてみること。先にドレンで油を排出してしまうと、万が一注入口のボルトが外せなかった場合、ギヤオイルが無い状態で移動せざるを得ないなど途方にくれることになります。




次にドレンを外します。24mmのソケットを使用して外して油を抜きます。一度車を降ろしてなるべく水平にしてたくさん抜くようにするといいでしょう。抜け切るまでしばらく時間があるので、コーヒーでも飲んでいましょう。抜けたらドレンを閉めます。



新しいギヤオイルを用意します。スノコのギヤオイルは良いとの評判を聞いており、これを使ってみます。エボマニュアルではギヤオイルは約2.2Lとのことですが、まあ古いオイルの抜け切らない分も考えて1L×2を入れます。
寒い時期だけでなく、シンクロが弱り気味な車には冷間粘度低めのオイルを入れることで入りを改善できることがあります。その法則に則って75Wをチョイスしました。



そこでオイル注入に使うのがジョウゴと耐油ホースをただつないだもの。自然落下方式でちまちまと入れていきます。バッテリーの横辺りからホースを垂らして注入口に差込み、溢れない様注意しながら入れます。一人で注入して両手が空かず、ここの場面は撮影してません。 m(_ _;)m



これが今回抜いたギヤオイル。1万キロオーバーしましたが、まるで雑巾がけのバケツみたく黒くなっています。粘度も新しいのに比べてさらさらしたような感じです。
 後は注入口を閉め、終了です。




走ってみて明らかにフィーリングが良くなりました!抜いたオイルはエネオスのMTF(75W-90)でしたが、このオイルは入れたてはすごくミッションの入りが渋くなり、馴染むまで時間がかかったオイルでした、しかし今回のスノコは最初からスコスコ気持ちよく入るようになり、手に伝わってくるギアの振動もすごく静かになりました。エボのミッションには相性良いようです。お勧めかもしれません。



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