砲弾狛犬(4) 〜 日枝神社(南区山王町) |
住 所
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神奈川県横浜市南区山王町5-32 |
建立年
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明治40年10月/昭和11年9月再建 |
石 工
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(再建)岡野町 金田石店 |
奉 納
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日露戦争戦勝記念 (再建)伊勢佐木町旧壹貳丁目有志 (有隣堂等、17社連記) |
では、この再建とはどんなものだったのだろうか?
全く新しく作り直したのか、崩れた山を作り直したのか、狛犬はどうだったのか?
その答えの大きなヒントを見つけました。
これは明治時代の絵葉書です。
現在との位置関係は必ずしも明確ではありませんが、拝殿の位置が同じであると仮定すると
1) 拝殿へ向かう参道途中の両側にあり、現在とほぼ同じ位置にあった。
(鳥居は参道入口へ移動した)
2) 獅子山は石垣土台の上にあり、狛犬は現在よりかなり高い位置から見下ろしていた。
3) 溶岩状の獅子山は作り直したもの。
4) ただし、埋め込まれた銘板(漢詩、奉納者など)は同じものをそのまま使用している。
5) 狛犬が同じものかどうかは何とも言えないが、その姿形は酷似している。
(個人的には、同じものである可能性が高いと考えている)
絵葉書:「100年前の横浜・神奈川 絵葉書で見る風景」
平成11年12月 横浜開港資料館編 発行・(株)有隣堂 より