円丈会長のご逝去を悼む
当会々長の三遊亭円丈師匠が令和三年十一月三十日ご逝去されました。
つつしんでお悔やみ申し上げます。

師匠は『新作落語の教祖』として落語界に新風をもたらすかたわら『狛犬研究・顕彰の先駆者』として活躍され多くの狛犬愛好家を育ててこられました。
当会は師匠の発案で平成九年一月に発足氏、人の輪を広げる中で「狛研例会」『会報狛犬の杜発行」「狛犬フィールドワーク」「参道狛犬大研究の発刊」「会報狛犬の杜の合本発刊」『狛犬写真展の開催」「狛犬と落語の会開催」「石造狛犬の奉納」など数々の活動を実施し今日に至りました。
師匠のオーラの賜物と深謝申し上げます。

私儀、落語と狛犬を通して、師匠と長年にわたる交流をさせていただきました。
師匠の鋭い時代感覚と豊かな発想、そして行動力に感服しつつ多くのことを学ばせて頂きました…感謝。
師匠のことだから、彼岸の世界で早くも『落語と狛犬のワールドづくり』を構想されていると憶測致しております。

師匠のご冥福を心からお祈りいたします。(狛研代表幹事 三宅記)


               
2021年145号より