第1回狛犬写真展

  大盛況!! 世界初の狛犬写真展  2001.12

初の試みとして「狛犬写真展」が昨年12月23・24日の両日、当会事務局もある市民文化センター4階の特設会場にて開催された。

4月の本番写真展へ向けての予行演習的気分もあったのだが、前日に朝日新聞首都圏版で大きく取り上げられたこともあり、予想をはるかに上回る多くの来場者で大盛況・大成功を収めることが出来た。

街中の看板、ポスターも目を惹いた

写真は思ったより集まったのではないでしょうか。
会長の写真(例会で関東狛犬十選に使ったもの)をまとめて展示したりしましたので、会場がせまい位の相当な展示ができたと思います。
会場としては間口がもっと広かったほうが良かったと思いますが、初めての試みであり様子見をかねていたことを考えれば、この件は別のこととして考慮すべきものとして良いのではないでしょうか。
第1日目のスタート時点では朝日新聞のPRの反響が大きく、事務局の電話は前日から開催場所の確認・内容への問い合わせなどで大変な繁忙ぶりであったとのこと。
朝から詰めていた津久井さんや小柳津さんなどは、昼食もとれずに頑張っていたようです。
来場者は7〜8割が中高年で、ご夫婦・友達同志が多かったようです。
もちろん狛犬に興味を持っていたと言う人も多く、狛研への入会方法を尋ねる人、展示即売の書籍を買ってくださる人・人・人…このような展示会が今までなかったこともあるでしょうが、説明をすると、大方の人が「なるほど、なるほど」と素直に耳を傾けてくれていました。
また、地域的には地元は勿論のことですが、神奈川からが30数名と多く、千葉から20数名、その他各県からというように関東各県から来られたようです。
大盛況の初日が終わり、「明日もこんなに来るだろうか」との気持ちもありましたが、翌日も休日でしたので前日以上の来場者があり「へえっー」という感じでした。
最終的に413名と聞いた時は本当に大成功という思いでした。        
(久保田和幸)
入口の狭い通路から中の少し広いスペースへ
              「平成X年、カメラぶら下げ神社へ行くと狛犬さんを撮る男女で参道一杯にあふれていた。」こんな狛犬さん大ブレイクを予感させる狛犬写真展でした。
第1日目の午後4半を回ったころ、「私の先祖が彫った狛犬が映っています」と言う人(川口市の小川石材様)にお会いました。
それは田中稲荷の狛犬さんで、石工名の小川◯◯は長四郎ですとの説明でした。

2日目には、神田明神、日枝神社の狛犬さんを作られた石工さんのご子息(野村様)もいらっしゃいました。

その他、各地から狛犬さんに興味のあるしかも熱心な人がこんなに多く居られ、来場された事に感動しました。私は一人で狛犬さん巡りを楽しんできましたが、これからは狛研を通して人のお話を聞くことも愉快なことではないかとおもいます。
さらに年末には、ここでお会いし、入会を強く希望していた宇野様より著書「狛犬遍路みち」とお手紙を頂き感激のまま年を越しました。

  
(小柳津 弘)

2002年2月27日 第28号より

狛研関連書籍等の販売も好調!

突然のしん平師匠?!
実はこの時、「狛犬の杜」の為に
沢山のカットマンガを描いてくれた
のでした。感謝!     (阿)