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道を通る車が途絶えると川音しか聞こえない。
静かだ。この狛犬はいつ頃から此処に居るのだろうか。 |
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大きさは58 cm、どこか人間ぽい顔だ。
腰の所を見ると『四甲子』の文字だけが見える。 可能性としては寛保４年か享和４年。 タイプは江戸はじめ、とすると寛保４年か？ 阿吽とも頭に大きくて深い穴が有る、角の跡だろうか？ 長い年月をかけて頭だけ浸食を受けている。 だが静かな顔だ。 山奥に仙人が居るとしたらこんな顔になるのだろうか。 神舟神社（栃木県鹿沼市上大久保西大芦） 1999年16号より |
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