千葉神社(千葉市中央区院内1-16)の狛犬です。 ここには獅子山を含め全部で4対の狛犬がいます。 これはその中の一対で、境内の中程にあり、銘はありませんが明治か大正頃の作品だと思われます。
狛犬の阿像の歯はセメントモルタルで修復されています。 こぼれた歯をきれいに細工し見事に入れ歯され、上歯は犬歯を入れ替え、下歯は総入れ歯になっています。 私はこれを「入れ歯狛犬」と称しております。 当然のことながら、吽像は口をつぐんでいますので歯が見えません。