津和野藩お抱え彫り師の狛犬 |
先日私の生まれ故郷の島根県津和野町へ行ってきました。 子供の頃からよく行っていた鷲原八幡宮は小さな町の西端にあって、津和野町を代表する神社です。 日本唯一原型をとどめている流鏑馬のための馬場と、付設されている公園はこれも日本で初めて「公園」の名称が使用されことでも知られています。 |
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この神社の狛犬は津和野藩亀井家のお抱え彫刻家 大島松渓が天保3年に奉納したもので、豪快な彫りと跳ねあがって前に倒れるような尾などに出雲尾立ちのバリエーションを感じされられます。
藩の御用彫刻家というものがあった、というのも初めて知りました。 津和野には他に津和野神社(旧名武霊社)弥栄神社(旧名祇園社)があります。 <鷲原八幡宮・島根県津和野町鷲原>
2009年4月第71号より
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