これはどうだ!のおすすめ狛犬
No.7〜 2006.4

あの見返り狛犬が…その近況報告

近津神社 (埼玉県杉戸町清地1丁目)
元治元年(1864)九月に地元の石工 石塚元吉倅の又吉によって造られた狛犬は、他に類をみない特異な姿勢であり、いつしか見返り狛犬などと呼ばれようになりました。

平成13年、近津神社は放火により社殿を焼失しましたが、幸いにも狛犬は無事でした
社殿と狛犬の間に大きな銀杏の木が二本あり、お陰で火を浴びずに済んだわけです。

その後神社再建の為に再建委員会が出来て5年が経ちました。
今年に入って境内に建物(集会所?)が出来るなどの動きがみられましたので気にしていたら、先日狛犬が台座から降ろされていました。
社殿再建の為の整備でも始まるのでしょうか、気になります。

浅草神社の先代狛犬(通称夫婦狛犬)が境内の隅で肩を並べて置かれているのを見ますとほのぼのとした感じがしますが、この狛犬の場合そんな雰囲気ではなく、お互い思いっきりそっぽを向いているような感じがします。
せめて顔っと顔があうように置いてくれればラブラブな雰囲気になるのにと思ったのですが。

(写真・文 山田敏春)

在りし日の姿
この有名な「見返り狛犬」…有名にしたのは、何を隠そう、山田さんです。
もう大分前になりますが、確か狛研例会で紹介してくれたのではなかったでしょうか?
尾とたてがみの流れと相まって、その振り向いた姿は何とも言えません!
品川神社への狛犬奉納を検討した時にも、この「見返り」タイプが最初の案の一つでした。
今回の写真は上の2枚だけでしたが、台座に乗ったその姿を
是非、多くの方にも見ていただきたいと思い、この写真も追加でお願いしました。
まさか、この先<先代>扱いされることは無いとは思いますが…
まさか、中国直輸入の<しょうわ〜岡崎タイプ>に置き換わることは無いと信じますが…
再び拝殿前に据えられたという報告を待ちましょう!

(写真・山田敏春、文・阿由葉)

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