資料 と 吉六のキツネ |
ここで飯島吉六の作として紹介した狛犬が17対。
ほぼこれで全てではないかと思うが、その活動範囲は横浜・川崎・多摩川沿いと かなり広範囲である。横浜・川崎・都内ではもう新たな発見は無いと思うが 狛犬以外の石造物が散見される都下に、まだ見いだされていない吉六狛犬が 密かに隠れている(?)可能性が無いとは言えないのではないか… とも考えている。そんな夢を追いながらの狛犬巡りはまだまだ続く。 |
鶴見石工の系譜 | 金井晃 | 日本の石仏・?33 日本石仏協会 |
最もまとまった吉六研究 | ||||||||
鶴見石工・飯嶋吉六の石造物 | 北村正幸 | 藍 第27号 | 吉六狛犬について詳しくまとまっている | ||||||||
かながわ歴史点描 〜鶴見の石工・飯嶋吉六 |
内田四方蔵 | 昭和書院編 | 最も古い吉六研究か? | ||||||||
関口日記 | 横浜郷土研究会 | 横浜市教育委員会 | 生麦村名主関口家代々が文化3年から 100年間書き継いだ記録 |
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The 狛犬!コレクション | 三遊亭円丈 | 立風書房 | 吉六を世に知らしめた名著! | ||||||||
狛犬物語 〜神奈川 熊野神社の巻 |
国見優太 | 藍 第27号 | 同名の私家版もあります | ||||||||
参道狛犬大研究 ・僕と狛犬 ・名工吉六と左官己之助 |
斎藤良夫 |
日本参道狛犬研究会 |
熊野神社狛犬の受難と修復譚 |
上記、上から3点の資料では吉六の系譜が記されている。
それらを簡単にまとめてみたのが下表である。
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鳥居、水盤、石碑…吉六作の石造物は200近い数が残されている。
その中にキツネもあるが、たった1対しか現存しない。 そのキツネを紹介しよう。 |
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えっえっ…これがキツネ?!
そうです。これがキツネなのです。 しかも、たった1対現存する飯嶋吉六のキツネなのです。 |
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実はもう1対のキツネ像があったとの記録がありますが、現在は台座だけが残り
像はありませんでした。従って、この何だかよく分からない物体は とても貴重なものなのです。 |
神社名 | 馬場稲荷 |
住 所 | 神奈川県横浜市鶴見区馬場3-17-5 |
石 工 | 鶴見村 飯島吉六 |
建立年 | 文化7庚年11月(1810) |