紙布着尺・帯コース詳細ご案内
 
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紙布着尺・帯コースご案内





白石紙布≠ニは
=紙布着尺帯コースの概要=
このクラスは、日本の伝統工芸である白石紙布≠フ後継者育成コースですので、将来自分一人で織れるようになるために教えます。カルチャースクールとは違いすべてを自分でします。従いまして、お習い事とは違いますので、自ずと教え方は厳しいと思います。


基礎コースでは、平織、勾配織、綾紋織の布を織った後、明治30年代の口伝綾紋織りのパターンを織ります。それと並行して和紙糸を作って頂き、3〜4か月後には、木綿紙布帯へと進みます。初年度に紬の着物地が織れるところまでを目指します。
応用コースでは、江戸時代の口伝の着物地の織り方を学び、紙布平織、勾配織、紋織りの9寸帯、着尺を織ります。

更に学び極めたい方は、研究科で受け入れる場合があります。
ここでは、糸と筬の関係や、織りたいものに適した織り方や、紙布≠フ技法を更に深めて学びます。

=白石紙布について=
一般に知られる紙布≠ヘ、江戸以前より中部・西日本に伝わる織物です。
白石紙布≠フ起こりは、関ケ原の合戦の際に捕らえた武士や忍者が紙布£用してることに仙台藩主伊達政宗が目をつけ、いち早く召し抱え、武具として使う目的で庇護して、仙台藩家老の白石藩主片倉公が育てたものです。
白石紙布≠ヘ、真田の家臣を中心に武士が家禄をもらい威信をかけて織った和紙の布です。武具として発達したために秘法となり、文書になったものが殆ど見受けられません。宮家や徳川に献上された『高級白石紙布』は、江戸中期に完成したと言われています。
 昭和16年に復活し、皇太子(今上天皇)に献上され、貞明皇后に「紙布でなくてはならぬものがある」と言わしめた白石紙布≠ヘ、当時、明治の古老に手ほどきを受けるのみで、現在では、知る人も殆どなく白石紙布≠織るのは至難の業となっています。一般的に言われる各地の紙布≠織る人は、多数いらっしゃいますが、現在、白石紙布の技法を受け継いでいる人は10人に満たないと思われます。
白石紙布≠ヘ、武士の威信をかけての織物のせいか、織りのデパートと言われる程、その種類は多く、技術に優れています。
その着心地は、、汗をよく吸い、乾く時に気化熱で体感として涼しく、蒸れることがありません。また、静電気も起きず、洗濯機で洗えるほど強く、着れば着るほど肌触りが良くなります。夏は紫外線を通さず、冬は暖かい布です。
その起源は、四国徳島に古来より伝わり、現在は織れる人のいない穀(カジ)の繊維で織られていた『白妙』と思われます。
織あんじゅでは、日本にしかない伝統の技術をお教えし、未来に継承することと共に、紙布≠フ心地よさを知って頂きたく、このコースを開設しました。
日本の良い和紙を残すためにも白石紙布$ァ作者を増やしたいと願っています