工房トピックス

工房の外観です

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“手仕事の店 柚ら里”の入口外観です。のれんを掛けようか掛けまいか思案中です。

2021年09月20日

インターネットに載っていた 龍村の機

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左にぶら下がった薄茶の四角い板みたいなのが、ボール紙にパンチをした紋紙です。人が機の上に乗らずに、一段毎に操作をして次の段の糸を引き上げ、紋を織りだします。
人か機械かの違いで、後は空引き機と同じだと思います。
中国の空引きより一回り小さく、花機に近いのかもしれません。
中国南京では、製作工場があり、空引き機で、ビロードや錦を沢山織って販売しているようです。見学もできそうなので、いつか行ってみたいと思っています。

2021年08月31日

2回目の中国旅行

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2004年中国江南の旅をしてきました。写真は烏鎮観光の時の時の写真です。生徒が機織り工房があるというので慌てて戻り見学をしてきました。

(蘇州のシルク博物館では、写真撮影ができませんでしたが、こちらは、観光工房なので、撮影可能でした。ほかに、木綿織り工房と、藍染工房もあります。木綿織り工房では、前回行った時に撮影した写真を差し上げたら、生徒達に木綿の紬糸作りを体験させていただけました。特別だそうです。)


空引き機という大きな機で、機の上で模様を織りだすための糸を引き上げる人と、下で織る人の二人で織ります。
日本では、正倉院に残っているものと、故吉岡幸雄氏の工房にあるだけではないかと思います。それも、織るなんてとんでもないという。貴重な機です。作れる人もいなくなるので、NHKが記録を残してます。京都の龍村には上に人が乗らなくても良いように作られたジャガードの機があります。現役です。
中國では一時、文革で燃やしたりして消滅したと思われてたのですが、時代が落ち着いてどこからともなく出てきて、南京や烏鎮などの観光地、シルク博物館などで国家資格を持った織り師が今も機の制作や機織りをしています。昔の手技が中国では残っています。国家資格ですよ!!!。国で技術者を育てています。働く場所も提供しています。日本も見習ってほしいですよね。日本では伝統技術がどんどん無くなってきています。
中國の博物館は、十数年前より外国人も気軽に見学できるようになりました。とは言っても、現地案内人は、見せたがらず『ない』と言いました。食い下がって案内させましたけれど。
おかげで貴重な写真をたくさん撮ることができました。
2021年08月31日

2009年築地うおがし銘茶での個展

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2006年国立で二人展をしてから3年、築地で個展をしました。自分で織った藍木綿の着物を着ています。帯は亡き母が買ってくれた大胆な縞の帯です。

後ろのピンクが2008年日本伝統工芸染織展入選の『花宴』、水色が翌年同じく日本伝統工芸染織展入選の『清流』で、黄色いのは、倭文ではないかといわれた出土布と同じように織った生絹で、菩提寺副住職の法衣です。

2021年08月30日