ツギハギだらけのヒロインは、何処に向かって進んでいくのか。
先にあるのは、鉄の臭いと血の雨だけだろうか。 個人の進む先にその身を置く、巨大な組織は彼女にどんな未来を用意して待っていることだろう。 薔薇の花は血を吸って輝き、拳銃はその身を熱くさせる。 体の芯から熱くなり、誰に言うわけでもない聞かせるでもない喘ぎを彼女はどんな気持ちで吐くのだろう。 死が彼女のもっとも近しい友だとしても、生も彼女にとって切る事の叶わない友人であることは間違いない。 一人は六人で、六人は一人。ありえない世界を生きる幾人からなる一人。 名があって、名が無い。思いがあって、思いが無い。一人であって、一人じゃない。
相反する世界を彼女の異なる瞳が写す時、人の運命は決まる。
思いは数多あっても、殺人への熱い妄執は消える事無く”六人が一人を動かす”。 彼女は誰?彼は彼女?彼女は彼?彼女は―――――― 誰に聞こえる訳でもない、小さく大きな心の叫びは何処までも木霊し――――全ては血と生と死の赴くままに。 |
キラー・スティッチ、トップ絵救出 |
今回の絵のバージョン違いを、タカヒロさんちのケムリな棲家に送らせていただいた所。素敵な文章付きでお返事メールがきましたよぉぉぉっぉ!ひゃっほう♪ んで、いつもながら素敵過ぎる文章を無断引用(いくらなんでもヤバイんじゃないの?お礼の一つぐらい言うべきじゃないの?よし今度からちゃんと言おう。)。 これですよ。このコラボですよ。このコンボですよ。俺が絵を描き、それを文章家様がその絵に文章をつける。それに刺激され、さらに絵のインスピレーションが沸く。さらに描く!俺が調子づいちゃう永久コンボですわ。うっしゃしゃしゃしゃ!!! あ、あと今回トップ絵救出したのはギャラリーに置いてる絵に文章付けすぎたせいでタカヒロさんのステッキーな文章が載せられなかったという理由です。……キャラ紹介………っていうか、バックボーンまで説明しないよな普通。 |
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