ORCHIDECTOMY
DEMO 2005
>> カナダ産'05年作Demo。勢い良く3曲約7分で突っ走るFastなSick Brutal DM!!。要所でSlow/Middleパートへのリズムチェンジの落とし穴があるのがまた良い◎。一聴して分かるように決して音数で押すタイプではなく、楽器陣の突っ込み気味のタイム感からSpeed感溢れるBrutalityとなっている。良い意味でRoughでクソRawなところもその要因に拍車を掛ける。また、ガマ蛙Gutturalは、あまりリズムを刻まずに垂れ流し。ヘタにリズミカルになるよりこのSpeed感にはこの方がよりSick Brutalで◎。例えるならBRODUQUINGUTROTといった印象か!?。残念ながら現在は解散してしまったようであるが、1stが完成しているはず・・・。どうして良いバンドの解散率はこんなにも高いのか!?。今頃音源として購入したが、当時のMyspaceにUP時はジャケが違っていた気がする。何はともあれ必聴のDemo。かなり強烈!!!!。

Dr>> このクソRawな音質が良く似合う突込み気味ドラミング。やや尻切れ的なFastブラストや激速ツーバス連打も人力臭撒き散らし◎。金物の使い方などはGUTROTのDemoにも近く、同様強弱も非常に巧い。これらはSpeed感を出すための必要となる要素(と思う)ではあるものの、一般的には狙ってできる技ではなくドラマーの癖的な部分でもあるため、個人的には羨ましい癖である。GUTROTが消えた今、この路線はORCHIDECTOMYに期待したかったが、既に解散とこれまた残念な結果である。今は所在が不明の惜しすぎる逸材。
2010/5/13
ORCHIDECTOMY
A PRELATE'S ATTRITION
>> カナダ産'08年作1st。既に解散してしまってからの流通だったような気がする個人的に待ちに待ち焦がれた作品。前作同様にSpeed感溢れる楽曲で、ほぼ全曲2分台のかっ飛ばし系なFast Sick Brutal DMで、むさ苦しさ満点◎。完璧だった前作Demoから約3年、内容に全くの変化が無いことに安堵。Demoより2曲再録されて収録されているが、よりFast/Slowの落差が激しく、若干ブレた音像がかえってRoughさを増し、もっともっとクソRawな出来映えに。垂れ流しガマ蛙Guttural+ノリノリGrinding/Moshyリフ+突っ込みDrによるSicknessな楽曲郡は、凡百のBrutal系DMの中でもひと際尖っており、多分、このトリオメンバーでないと出せない音と思える程に唯一無二。また、Demoの感じでフルアルバムだと正直飽きるかなとも危惧したが、よくも2分台の曲にこれだけアイデアを詰め込めるもんだと関心する程に問題無しで、このバンドの懐の深さを思い知らされる結果となった。聴き手を選ぶであろうとも推測する楽曲郡だが、この媚びない姿勢も大好きな点。本当に解散してしまったのが惜しまれるバンドでした。必聴中の必聴作(バンド)!!!!。

Dr>> 前作よりもブレた音像のため、切れは悪いが、音の塊となって耳を刺激する。相変わらず体感的にも激速な尻切れブラストは、今作でも健在だが、スネアにあっては、歯切れの悪い今作よりも、Demoの乾いた音質の方が好みだった。同様、手癖的フレーズ満載で、金物の使い方、強弱アクセントはやっぱり凄い◎。さらに、グラビティを曲によってはメイン的に、時にはアクセントにと強烈で、ここから落とすSlowパートには鳥肌モノ。垂れ流しの冗長なグラビティよりも、このDrのような使い方とアタックが個人的には好み。突っ込み気味に人力臭丸出しで、速度に落差も体感できるのがこのDrの真骨頂。あぁやっぱり、今も所在が不明の惜しすぎる逸材。