| HELL 3 禁スロ宣言 |
| これを落ち込まずに何と言おう。俺は俺はわずか8日間でいやわずか6時間で109,000円を失ってしまったのだ。年間 実収入の何十分の一を失ってしまったのだああ!さすがにへこんだ。時間が経てば経つほど自分が嫌になった。自分のお ろかな所業に業の深さに自己嫌悪になった。 「やめよう。」悩みに悩んだ末の結論はこれしか選択肢はなかった。2月分のこづかいを6時間で使い果たした男にはこの 選択肢しかなかった。よし、やめる!もう俺はパチスロから足を洗う。このままでは俺は莫大な借金を背負うことになる。無 理だ。ST機全盛の時代に時間がないという最悪の立ち回りで勝てるわけがない。このまま続けていけば莫大な借金を背 負うことになる。今やめなければ、俺は人間をやめなければならなくなる。 年間10万9千円負けなら月1万の遊びを1月にしたと思い込むしかないんだ。このままではもっともっと地獄に陥ってしま う。今しかない!まず「パチスロ必勝ガイド」を買うのをやめる。これで960円×12=約10,000円の節約。ワイシャツク リーニングをやめる。これで、140円×200日=28,000円の節約。あとは食生活を見直して、缶コーヒー、アイスをやめ るか。まあ、酒たばこはやらないからな・・・なんだかみじめになってきた。しかし、そのみじめさの原因をつくったのが俺自身 なのだ。責任は自分でとるしかない! 家に帰るなり、俺はテレビの上に「禁スロ宣言」を書いて決意表明した。 「お父さん、何書いてるの?」 「これはな、お父さんはパチンコ屋に行かないということだよ。」 「お父さんはね、また、止めるんだって。これで何回目かしら?」 「おとうさん、パチンコ行ってたの?」 「そうだ!ごめんな。でもなお父さんははやめることにしたんだ!」 「いつまで続くかしらね。」 「うるさい!俺はやめるんだ!子供達の前で、俺は初めて宣言するんだ!」 こうでもしなければ今の俺にアイデンティティというものは保てなかった。ああ、ああ、ああ・・・出るのはため息ばかり。辛 い、辛いなあ・・・。 |
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